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20.一を学んで十を得る

勉強は予習と復習が大事、という言葉を、学生時代に聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。ここで言いたいことは、「自習をする」ということです。 講義を聞き、教えを請うだけならば簡単です。しかし、「教わること」と「内容を理解すること」は違います。その講義で語られた内容は、講師が別の場で学んだことを講師が解釈し、講師が選んだ言葉で語られるものなのですからその教えを理解するためには、自分に適した形で再言語化し、自分の言葉に変換して飲み込まなければいけません。そうするための確認作業が「自習」なのです。講義でえたものは、人のやり方で、人の言葉で与えられたものにすぎません。それを整理し変換して、他人の知識を自分の知識として格納することが何よりも重要です。

これは座学だけではなく、手技についても同様です。伝統的に受け継がれている技術であっても、施術者によって個性が出るのは当然のことと言えるでしょう。そこから自分の考えを発展させ、独自に枝分かれさせていった結果が今の多様な整体業界を形成したとも言えます。受動的ではなく、常に自身で考え、より多くのものを得ようとする貪欲な姿勢が重要なのです。



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